近年、モバイルバッテリーは災害時の充電対応として注目を集めていますね。
便利なモバイルバッテリーを旅行にも持っていきたいけど、どんなタイプのモバイルバッテリーを選んだらよいか悩んだことはありませんか?
- 飛行機に持ち込めるタイプは?
- 携帯しやすいタイプは?
今回は、旅行へ持っていくのに最適なモバイルバッテリーの種類と選び方をご紹介していきます。
旅行中のモバイルバッテリーの用途
実際の旅行中、どんな場面でモバイルバッテリーは活躍するのでしょうか?
- スマートフォンの充電
- モバイルWIFIの充電
- デジタルカメラの充電
スマートフォンの充電
モバイルバッテリーを使用する場面でまず思いつくのが、スマートフォンの充電です。
普段の生活でも欠かせないスマートフォンの悩みといえば、バッテリー切れですね。
特に旅行の外出中はコンセントから充電することは難しいので、モバイルバッテリーは必要になってきます。
モバイルWIFIの充電
次にモバイルバッテリーが活躍するのが、モバイルWIFIの充電です。
スマートフォンやパソコンをインターネット接続するために、モバイルWIFIをレンタルして持ち歩くことが多いですね。
モバイルWIFIは常にネット回線の電波を拾うことから電力消費が激しいため、1日にバッテリーがもたない場合が多々あります。
旅行中にスマートフォンをインターネットに繋げなくなってしまうのは困るので、モバイルWIFIをモバイルバッテリーで充電できるように準備しておくことが必要です。
デジタルカメラの充電
モバイルバッテリーの使用する場面では、3つ目にデジタルカメラの充電が挙げられます。
旅行中にはついたくさんの写真や動画を撮ってしまって、バッテリーがなくなってしまうことも十分に考えられます。
旅行中のモバイルバッテリーを使用する場面を知っておくことで、持っていくべきモバイルバッテリーの選び方が見えてきます。
旅行に最適なモバイルバッテリーの選び方
それではここからは、旅行へ持っていくのに最適なモバイルバッテリーの選ぶポイントを一つひとつ押さえていきます。
機内持ち込み可能タイプ
海外旅行に持っていくモバイルバッテリーで必ず確認したいのが、モバイルバッテリーのタイプが飛行機に持ち込むことができるものかどうかです。
機内へは、モバイルバッテリーの持ち込み制限があります。
特に国際線の場合は持ち込み制限が厳しいことが多いので、モバイルバッテリーを購入する前にきちんと確認しておきましょう。
国内線(日本)の持ち込み制限
日本の国内線におけるモバイルバッテリーの持ち込みは、厳しくはないものの制限があるので一応確認しておきましょう。
モバイルバッテリー持ち込み制限の基準は、バッテリー容量で決まります。
バッテリー容量が100Wh(27,027mAh)以下であれば、個数関係なく持ち込むことができます。
一方でバッテリー容量が101Wh~160Wh(27,028~43,243mAh)と大容量タイプは、モバイルバッテリーを2個までしか持ち込むことができません。
そしてバッテリー容量が160Whを超えるモバイルバッテリーは持ち込むことができませんが、携帯用モバイルバッテリーでは160Whを超えるバッテリー容量のものは販売されていないので、特に気にすることはありません。
バッテリー容量 | 持ち込み制限 | |
Wh | mAh | |
~100 | ~27,027 | 個数制限なし |
101~160 | 27,028~43,243 | 2個まで |
161~ | 43,244~ | 持ち込み不可 |
国際線の持ち込み制限
モバイルバッテリーの持ち込み制限で気をつけなければいけないのが、国際線を利用するときです。
国際線利用時のモバイルバッテリー持ち込み制限は、各国によって対応が異なります。
特にモバイルバッテリー持ち込み制限が厳しいのは、中国です。
中国では、100Wh(27,027mAh)を超える容量のモバイルバッテリーを持ち込みすることができません。
100Whを超える大容量のモバイルバッテリーを持っていた場合、手荷物検査で没収されてしまうので注意が必要です。
ですので中国を経由しなくても、海外へ旅行する際は100Wh(27,027mAh)以下の容量のモバイルバッテリーを用意しておきましょう。
信頼できるメーカー
海外へ持っていくモバイルバッテリーは、飛行機での手荷物検査で怪しまれないようきちんとした信頼できるメーカーの製品を選ぶのが大切です。
世界で知られたメーカーのモバイルバッテリーであれば、手荷物検査で余計な心配をせずに済みます。
[st-minihukidashi fontawesome=”” fontsize=”” fontweight=”” bgcolor=”#4FC3F7″ color=”#fff” margin=”0 0 20px 0″]信頼できるモバイルバッテリーメーカー[/st-minihukidashi]
- Anker(アンカー)
- Aukey(オーキー)
以上2つのメーカーのモバイルバッテリーは、私の実体験で中国の手荷物検査を無事通過できたので、参考にしてください。
PSEマーク
PSEマークは、モバイルバッテリーの安全基準を満たした製品に記載されているマークです。
2019年現在PSEマークが記載されていないモバイルバッテリーは販売することもできません。
しかし一部中古品として、PSEマークが記載されていないモバイルバッテリーも販売されているようです。
モバイルバッテリーを購入する際は、念のため本体にPSEマークが記載されているかチェックするようにしましょう。
携帯しやすい軽量・コンパクトタイプ
旅行の外出中は、モバイルバッテリーを常に携帯する必要があります。
そのためモバイルバッテリー本体の大きさは、携帯しやすいできるだけ軽量でコンパクトなタイプのものを選ぶのをおすすめします。
20Wh(5,200mAh)容量のモバイルバッテリーであれば、iPhoneを2回充電できます。
100g以下と超軽量で、手のひらにすっぽり収まるコンパクトタイプのモバイルバッテリーなので、持ち歩いてもほとんど気にならないのでおすすめです。
40Wh(≒10,000mAh)容量のモバイルバッテリーは、iPhoneを4回充電できるので旅行用には十分すぎる大容量です。
180gと軽量で、クレジットカードくらいのコンパクトな大きさのモバイルバッテリーです。
旅行中にスマートフォンやモバイルWIFI、デジタルカメラといった複数の電子機器を持ち歩くのであれば、40Whの大容量タイプがおすすめです。
モバイルバッテリー利用 注意点
旅行中のモバイルバッテリー利用には注意すべき点もあるので、こちらでご紹介します。
受託手荷物はNG
飛行機に乗る際、モバイルバッテリーは必ず機内持ち込み手荷物として持っておきましょう。
スーツケースなどにモバイルバッテリーを入れて、受託手荷物として預けることはできません。
もしモバイルバッテリーを入れてしまった場合は没収となるほか、発火事故を起こしてしまうと賠償責任を問われることもあるので、預ける前にスーツケースには電子機器が入っていないことをきちんと確認しておきましょう
ケーブルと一緒に持ち歩く
旅行中にモバイルバッテリーを持っていたけど、充電ケーブルを持ち忘れてしまい充電できずに困ってしまったことはありませんか?
せっかくモバイルバッテリーを持っていたのに、充電できないのはショックです。
多くのモバイルバッテリーでは、付属の袋が用意されています。
モバイルバッテリー付属の袋にあらかじめ充電ケーブルを入れておけば、忘れる心配はありません。
旅行に最適なモバイルバッテリーの選び方 まとめ
それでは、ここまで紹介してきた旅行へ持っていくのに最適なモバイルバッテリーの選び方をおさらいします。
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- 容量が100Wh以下の機内持ち込み可能タイプ
- Anker, Aukeyといった信頼できるメーカーの製品
- 携帯しやすい軽量・コンパクトタイプ(40Wh程度で十分)
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