自民党の実質権力者ともいわれ話題の二階俊博幹事長。
そんな二階俊博には息子が3人いて、それぞれ特徴的なタレントの持ち主でした。
今回は二階俊博の3人の息子の経歴や素顔をまとめていきます。
二階俊博の息子・三男はANA勤務のエリート社員!
まずは二階俊博の三男から見ていきます。
なぜ三男から紹介なのか?というと、一番まともだったからです。
三男の名前は、二階信康(にかいのぶやす)です。
生年月日は1978年1月4日で、2021年で43歳を迎えました。
三男の二階信康は、大学卒業後に大手日系航空会社ANA(全日本空輸)に入社します。
ANAではIT関連の仕事に従事し、活躍していたそうです。
大阪国際空港ラウンジのデジタルコンテンツ『LoMeS』の提供などをしていました。
その後、商品戦略部に異動しスーパーバイザーを務めます。
そして、オペレーション統括本部旅客サービス部と言った中枢に近い業務をこなしてきました。
二階信康のサラリーマンとしての経歴や腰の低い姿勢の人柄などから、二階俊博の支援者から後継者へ推すようにとの声も出ています。
実際に、二階信康はANA退社後、二階俊博の専属秘書を務めています。
今後政界に進出する可能性も高そうですね。
二階俊博の息子・次男は会社乗っ取り疑惑!?週刊誌報道
続いて注目を集めるのが、二階俊博の次男・二階直哉(にかいなおや)です。
生年月日は1972年5月22日で、2021年現在49歳を迎えました。
次男の直哉は、2008年から2年間大臣秘書官を経験しています。
二階俊博の次男が注目されるのは週刊誌で報道された会社乗っ取り疑惑のスキャンダルでした。
永田町がざわついている理由は、二階俊博自民党幹事長(79)の次男、二階直哉氏(46)が、このH社の役員に名を連ねていたからだ。しかも直哉氏は、福家被告とともに2016年7月15日に、取締役に就任している。
引用:Smart FLASH
次男の二階直哉の乗っ取り疑惑を報じられた会社は、都内のエネルギー関連会社「H社」。
週刊誌では、次男の直哉は暴力団「山口組」の元幹部・福家博之と手を組んでいたのでは?と報じられました。
その理由が、同日(2016年7月15日)に二階直哉と福家博之がH社の取締役に就任していたことでした。
週刊誌では、H社の中国人女性経営者をH社から追い出そうとしていたと報じています。
二階直哉はその後のインタビューで
「福家が元暴力団員とは知らなかった」
「私が辞めた時には、乗っ取りは知らなかった」
と話しているそうです。
次男の二階直哉が二階俊博の後継者となる見込みですが、ほぼないと言っていいでしょう。
なぜなら乗っ取り疑惑スキャンダルの後、二階俊博は次男の直哉のことを「(自分とは)別人格だから」と突き放しました。
二階俊博にとって次男はすぇいじ活動に支障をきたす存在と認めたようですね。
二階俊博の息子・長男は市長選落選!秘書経験も人柄が原因!?
最後に二階俊博の長男・二階俊樹についてみていきます。
生年月日は1965年4月26日で、2021年で56歳を迎えました。
長男の二階俊樹は、早稲田大学を卒業し、その後証券会社に数年間勤務していました。
そして二階俊博の秘書を20年務め、まさに後継者と目されていました。
2016年5月には二階俊博のお膝元・和歌山・御坊市長選に立候補。
なんと地方市長選に、小泉進次郎や稲田朋美と言った有名国会議員が応援に駆け付ける盛り上がりぶりで、
日本中の誰もが、和歌山のドン・二階俊博の息子が当選すると誰もが思っていました。
しかしふたを開けてみると、3500票もの得票差で二階俊樹は市長選に落選。
実は当時現職だった柏木市長は、当初選挙に出馬する予定はありませんでした。
しかし長男・二階俊樹の人柄を知る柏木市長は「二階に任せるわけにはいかない」と再出馬することに。
大きな後ろ盾よりも信頼・信用の現職が勝った選挙戦でした。
柏木市長は、長男・二階俊樹の評判について週刊誌に語っていました。
「現職も、俊樹さんじゃなければ引退するつもりでしたよ。でも、彼はあまりに評判が悪すぎる。市役所で職員に暴言を吐いたとか、警察に対しても横柄だとか。親父さんをバットを持って追いかけた、という話もあるくらい。だから親父さんに直接“彼では厳しいですよ”と伝えたのに、降ろそうとはしなかったんです」
引用:デイリー新潮
一方で長男の二階俊樹は自身の悪評について反論しています。
「確かに自分は短気ですけど、暴言や、まして暴力なんて絶対に振るいませんよ。全部対立陣営が流しているウソなんです」
引用:デイリー新潮
地方市長選で落選した長男の二階俊樹は、その後国政進出のステップを踏み外してしまったようです。
もし長男の二階俊樹が国政進出していれば、父親の二階俊樹が高齢になるまで国会議員をしていないことでしょう。